AマンションとBマンションの空室を写真撮ってきて!
分かりました!どんな感じに撮って来たら良いですか?
パソコンに他の人が撮った物件の写真があるから、参考にして撮ってきて!
大丈夫かな?不安だな…。
実際は、このような感じで適当に写真撮影を依頼される事って多いです。
賃貸営業マンが最初に任される仕事1位2位を争うのが物件の写真撮影です。
ですが、どのような手順で、どのように撮るかは、余り教えてくれる先輩はいません。
このブログでは、物件の写真撮影についてご説明いたします。
写真撮影は順番が大事
賃貸営業マンは物件の写真をとても多く撮影いたします。
写真を多く撮ると必ずごちゃごちゃになりどの写真が、どの物件のどの号室が分からなくなります。
あらかじめ順番をシステム化しておく事によって失敗のないように整理する事が可能になります。
- 撮影順
- ①マンション名の看板(※)
②外観
③号室(※)
④玄関
⑤靴箱
まずは、水回りから
⑥トイレ
⑦お風呂
⑧洗濯パン
⑨キッチン
⑩リビング
⑪各部屋
⑫ベランダ
⑬設備(インターホンやエアコン)
⑭3~13と繰り返し
カメラにPCを繋ぐと撮影順に写真が出てきます。
上記の順番で撮影しておくと、会社に帰ってからも整理ができます。
最低でも(※)の付いているマンション名看板と号室は必ず撮りましょう。
私は、この順番を守らなくて、どの写真がどの物件が分からなくなり上司にすごく怒られた経験がございます。
ちなにみ、翌日、撮り直しをさせられました…。笑
カメラを使いこなす
カメラを使いこなす事は、重要です。
おすすめは、一眼レフのカメラかミラーレス一眼がおすすめです。
レンズは、広角レンズ36mmは欲しいですね。
因みに私のカメラは、OLYMPUS PEN E-PL9を使用しています。
レンズは、OLYMPUS 超広角ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6を使用しています。
カメラのグリット線表示をする
通常、カメラの画面は写真①のような感じなりますが、写真②のようにグリット線表示をオンにしておけば撮影しやすくなり写真①のように綺麗に撮影する事が出来ます。
グリット線表示をオンにして、縦横の補助線が出てきます。
横のグリット線にあわせて床、天井が並行になるようにして、縦のグリット線も建具や窓枠などの線と並行になるように撮影する事でキレイに撮影する事が可能です。
さらに画面の角から中心にバランス良く撮影する事がきれいに撮影するポイントです。
写真の綺麗さで問い合わせ件数は変わってきます。
写真は、それほど重要です。
グリット線と実際のお部屋の縦と横が平行になるように注意して撮影する事がポイントです。
露出補正をしてから撮影する
物件に到着したらまず、最初に「露出補正」をいたします。
暗い部屋でも露出補正をすれば明るくなるので、とても便利です。
また、撮影後の写真補正の手間をを省くことが出来るので、仕事のスピードアップにも繋がりますすので、かなりおすすめの作業です。
仕事ができる人とは、仕事が早い人です。
少しの努力で、人より短時間で効果的な仕事が出来るように常に心がけましょう。
迷ったらスーモやホームスで検索する
現地でどこを撮影したら良いか?または、構図を迷った場合は、スーモやホームズなので同じ物件を掲載している会社と同じように撮影する!
綺麗に撮影している他社の写真をマネる事も重要です。
営業は、全員ライバルなので教えてくれない先輩も多いです。
教えてくれないなら、自分で学びましょう。