賃貸営業に就職(転職)を検討している方の為にブラックな業界なのか?また、離職率はどのくらいなのかをご紹介したいと思います。
令和2年の離職率は14.8%
厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果の概要の中の「産業別の入職と離職」のデータを参照。
厚生労働省のデータでは、不動産業・物品賃貸業の離職率は、14.8%でさほど高くない数値でした。
最も離職率が高かった職業が宿泊業・飲食サービス業で26.9%でした。
離職率はそんなに高くなくて安心しました!
賃貸営業の離職原因とブラックと言われる要因
賃貸営業がブラックと言われる原因と離職につながる要因を紹介したいと思います。
賃貸営業に夢を持って就職すると幻滅してしまうので、本ブログで賃貸営業の実態を知っておくことが重要です。
賃貸営業は休日は少なく、土日祝は休めない
サービス業も同じなのですが、やはり土日祝日にお客様の案内が集中するので土日祝日は絶対に休めません。
有給があっても土日祝日は、冠婚葬祭以外は、絶対に認めて貰えません。
お子様がおられる方は、父兄参観日や運動会などには参加できないと思っておいた方が良いでしょう。
シングルマザーには難しい労働環境ですね…。
賃貸営業は、残業が多い
店舗の営業終了時間が19時~20時の間が多く、閉店後に翌日の打ち合わせや翌日の準備に取り掛かるので22時頃まで閉店後の店内で作業をしている事が多いです。
お客様が会社の仕事帰りに契約をしに来ることも多いので、帰宅が深夜になる事も多いです。
普通の人が帰る時間から契約をするのだから、帰宅は遅くなりますね…。
賃貸営業は、深夜でもお客様から連絡がある
最近では、お客様と営業マンがLINEを交換して連絡を取り合うケースが多く、休日や深夜に契約の質問や連絡が来たりすることが非常に多いです。
良い連絡も、悪い連絡も、プライベートな時間に容赦なく入って来るので気が休まりません。
深夜にしか連絡の取れないお客様だと仕方ないですね…。
賃貸営業はノルマがきつい
営業ノルマは存在します。
店舗によって契約数や決定率などの達成目標の数宇はあり、数字を達成できないと恥ずかしくて会社にはいれませんし、退職の方向にもっていかれます。
ですが、ノルマは、不動産業界でなくてもサービス業ならどこにでも存在します。
ノルマはサボらずに、普通に仕事をしていれば達成できる数字ですので安心して下さい。
ノルマが心配だったので少し安心しました。
賃貸営業はウソを付かないといけないので精神的にきつい
賃貸営業は、結構ウソを付かないとやっていけない職業です。
例えば、空室の無い物件に問い合わせが入った場合でも空室があるとウソをついて来店させないといけない会社ばかりです。
そんなウソを毎日のように付いて来店させないといけない仕事です。
ウソを付くこが苦手な人は、不動産業界は向いていません。
毎日、ウソをついてまで来店させるのは僕には出来なさそうです…。
契約を取れなかった場合は、上司から怒られる
一度でも案内に連れて行ったお客様が他の不動産会社で契約を締結した場合は、すごく怒られます。
物件提案中からずっと、進捗状況を上司に確認されて、ひつこいぐらいお客様に連絡をするように言われます。
お客様からひつこいので電話を控えるように言われても、上司から電話営業をする様に指示されます。
会社とお客様に板挟みにされて、精神的にとても辛い仕事です。
賃貸営業は、うまく立ち回ることが重要になります。
まとめ
どんな仕事にも嫌な所はございます。
なにも知らず仕事をスタートさせるのと、嫌な所を事前に知って備えている状態では大きく異なります。
賃貸営業の初めの一歩を踏み出すのは、誰にとっても勇気がいることです。
ですが、あなたが自分の人生で興味を持った、賃貸営業の仕事に興味をお持ちなら、ぜひ、嫌な事があってもチャレンジしてみて下さい。
そして、本ブログを参考にして頂いて一日でも早く結果を出せる営業マンからナンバーワンの営業マンになってお金をいっぱい稼げる様になって下さい。
つらい事を乗り越えた先に、いい景色が有るものです。